【建設業あるある】現場で働く人にしかわからない「うちの業界、ちょっと変だよね?」な話

朝5時、まだ薄暗い空の下でコンビニに並ぶ作業着の男たち。
レジには100円のホットコーヒーとおにぎり2個、そして栄養ドリンク。
……ハイ、これ全国どこの現場でも見られる風景ですよね?

「あ〜、わかるわ〜」って思った時点で、あなたは立派な建設業の仲間です。
今日はそんな、現場で働く人なら誰もが頷いてしまう「建設業あるある」を、私の体験談を交えながらお届けします。
コーヒー片手に読んでくださいね(できれば微糖の缶コーヒーで)。

目次

「ちょっと」が全然ちょっとじゃない問題

建設業界の七不思議の一つ、それが「ちょっと」という言葉の概念崩壊。

職人さんに「ちょっと手伝って」と言われてホイホイ行くと、なぜか3時間後もまだ作業中。
「ちょっとそこの資材取ってきて」
と言われて取りに行くと、現場の端から端まで100メートルダッシュ。
極めつけは「ちょっと残業してくれる?」の「ちょっと」が、平気で2〜3時間を意味するというね。

逆に「もうすぐ終わるよ」も曲者で、これも全然もうすぐじゃない。
お昼前に「あと少しで終わる」と言われたら、お昼が15時スタートになることを覚悟してください。

そして元請けからの「軽い打ち合わせなんで」という連絡。
軽い打ち合わせで2時間拘束されるのは、もはや業界標準仕様です。

真夏の現場、人類は塩で生きている説

夏の現場、あれはもう人体実験です。
気温35度、地面からの照り返しでヘルメットの中はサウナ状態。
安全靴の中はもう想像したくない世界が広がっています。

そんな極限状態の救世主が「塩タブレット」。最初に発明した人にノーベル賞あげてほしい。
休憩のたびにポリポリ食べて、もはや味覚が「しょっぱい」しか感じなくなっている同僚もいました。

そして夏の現場あるあるといえば、ヘルメット日焼け
顔の下半分だけこんがり焼けて、ヘルメットを取ると額だけ真っ白。
銭湯に行くと「あ、現場の人だ」と一発で身バレします。
首の後ろのタオル焼けとあわせて、もうこれは業界の勲章ですね。

冬は冬で、トイレに行くまでに装備を5枚脱がないといけないので、催してから本番までのタイムアタックが日課になります。

服装と道具で「あ、この人わかってる」が伝わる謎の文化

建設業界には独特のファッション文化があります。
ニッカポッカ、地下足袋、最近だと空調服。
一般人から見たら「なぜそうなった?」という装備たちですが、これがまた合理的で機能美の塊なんですよ。

で、若手の頃に通る道が「最初に買う工具へのこだわり問題」。

先輩から「お前、それじゃダメだよ。やっぱマキタだろ」とか
「いやいや、HiKOKI(旧日立)派だね俺は」とか、メーカー論争が勃発。
なぜか宗教戦争レベルで熱い議論が始まります。
ちなみに私は両方持ってます(日和見主義)。

そして腰道具を新調した日の朝の気分の良さといったら。
新車を買った時くらいテンション上がります。
同僚に「お、新しいの?」と気づかれた時の優越感。
逆に気づかれなかった時の悲しさ。
みんなもっと同僚の腰回りを見てあげてください。

雨の日の「やる?やらない?」緊張感は最高にスリリング

天気予報を朝5時から1時間おきにチェックする職業、それが建設業。

ポツポツ降ってきた時の現場の空気感、わかりますよね?
みんな空を見上げて「これ、いけるか?」と無言の会議が始まる。
誰も口に出さないけど、全員が同じこと考えている。「早く中止コールこいーー!」と。

でも憎たらしいことに、中止が決まった瞬間に晴れたりするんですよ、これが。
家に帰る道中で「うわ、晴れてきた……」となって、職人さんがちょっと不機嫌になるまでがセット。

そして雨で現場が休みになった日の解放感は異常。
普通の平日昼間にスーパー行くと、なんか悪いことしてる気分になるのも、業界人なら共感してくれるはず。

最後に:それでもこの仕事が好きなんだよなぁ

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愚痴っぽく書きましたが、結局みんなこの仕事を続けているのは、形に残る達成感があるから。
自分が関わった建物や道路を子どもや家族に「これ、父ちゃんが作ったんだぜ」って自慢できる仕事って、そんなに多くないですよ。

汗かいて、泥にまみれて、たまに怒鳴られて、でも仕事終わりのビールは世界一うまい。
そんな建設業界、私はやっぱり好きです。

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この記事を書いた人

現場ナビの中の人

・これまでに10回以上の転職を経験
・出版社、IT業界、製造業など、多くの業界を経験

「長く安定して働ける仕事を見つける」
そのためには、未知の世界に飛び込む勇気も必要だと考えます。