建設業界は本当に斜陽産業?高齢化=「長く働ける仕事」という新しい視点

「建設業界って、正直ちょっと古いイメージない?」
「きつそう」「将来性なさそう」「年配の人ばかり」――
こんな印象を持っている人も多いかもしれません。

実はこの記事を書いている私自身も、
昔は建設業界にあまり良いイメージを持っていませんでした。

出版社、IT業界、製造業など、これまで10回以上の転職を経験してきて、
いろんな業界を見てきたからこそ分かるのは、
「働きやすさ」や「将来の安定」は、外からのイメージだけでは判断できないということです。

建設業界では高齢化や人材不足がよく話題になります。
その影響で、「建設業=斜陽産業」と思われがちなのも事実です。

でも、本当にそうでしょうか?
見方を変えると、「高齢化している=それだけ“長く働ける仕事”」とも言えます。

この記事では、
いろんな業界を経験してきた立場から見た

建設業界の“意外と知られていない良さ”を、分かりやすく紹介します。

目次

建設業界は本当に「斜陽産業」なの?

ニュースやSNSでは、
「建設業界は人手不足」「高齢化が進んでいる」
といった話題がよく取り上げられます。

たしかに、現場で働く人の年齢層は高めで、
若い人が少ないのは事実です。

でも、それだけで
「将来性がない業界」「もう終わっている業界」
と決めつけるのは、ちょっともったいない見方です。

そもそも建設の仕事は、
道路・建物・インフラなど、なくなることがありません。
仕事がなくならない=需要が続く業界という意味でもあります。

建設業界の高齢化はどれくらい進んでいる?

建設業界では、長年現場で働いてきたベテランの方が多く活躍しています。
一方で、若い世代の参入が少ないため、
「年齢層が高い業界」というイメージが強くなっています。

ただ、ここで見方を変えてみてください。

高齢の方が現役で働いているということは、
それだけ年齢を重ねても続けられる仕事が多いということでもあります。

「体力勝負で若い人しか無理」
と思われがちですが、
実際は経験や技術が評価される仕事もたくさんあります。

高齢化=悪いこと、だけじゃない

高齢化が進んでいると聞くと、
どうしても「大変そう」「将来が不安」というイメージを持ちがちです。

でも、現場をよく見ると、
年齢を重ねた人ほど“頼られる存在”になっているケースも多いです。

  • 経験があるから判断が早い
  • トラブル対応がうまい
  • 若手の相談役になっている

つまり、建設業界は
年齢よりも“積み重ねた経験”が評価される世界

これは、長く続けたい人にとっては大きなメリットです。

僕自身、これまで何度も転職してきました。
正直に言うと、
「この仕事、5年後も続けられるかな…」
と不安になった業界もあります。

体力的にきつかったり、
業界自体の先行きが見えなかったりすると、
「長く働くイメージ」が持てなくなってしまうんですよね。

その点、建設業界で長く現場に立ち続けている人たちを見ると、
“続けられる仕事”としての強さを感じます。

年齢を重ねても必要とされる。
これは、働くうえでかなり大きな安心材料です。

「長く働ける仕事」としての建設業界の強み

建設業界の仕事は、「若いうちだけの仕事」というイメージを持たれがちです。
でも実際は、続けるほど“自分の強み”が増えていく仕事でもあります。

建設業界が「長く働ける仕事」と言える理由

  • 手に職がつく
    現場で身につく技術や知識は、一度覚えればずっと使えます。
    経験を積むほどできることが増え、年齢を重ねても必要とされやすくなります。
  • 仕事がなくならない
    建物や道路、インフラはこれから先も必ず必要になります。
    流行り廃りに左右されにくい仕事なので、
    「将来、仕事がなくなるかも…」という不安を持ちにくいのも特徴です。
  • キャリアの選択肢が広い
    最初は現場作業からスタートして、
    経験を積めばリーダーや管理のポジションに進む道もあります。
    体力面がきつくなってきたら、
    現場を支える側に回るなど、働き方を変えていくことも可能です。

「とりあえず働く場所」ではなく、
続けるほど自分の強みが増える仕事なのが、建設業界の特徴です。

国土交通省の「令和7年版 国土交通白書」では、建設業などのインフラ分野において、担い手不足が中長期的な課題として取り上げられています。例えば建設技能労働者は将来的に5年ごとに7〜8%ほど減少すると推計されており、50歳以上の割合が高くなっています。これは、今後の労働力供給が不足しやすい構造になっていることを示しています。

若い人が今、建設業界に入るメリット

実は今、若い人が建設業界に入るのはチャンスでもあります。

  • 人材不足=必要とされやすい
  • 若手が少ない=早く経験を積める
  • 未経験OKの求人が多い
  • 仕事を覚えれば長く安定して働ける

「経験がないから不安…」
と思うかもしれませんが、
最初は誰でも未経験です。

大事なのは、
最初の一歩をどう踏み出すかです。

転職を繰り返して感じたのは、
「若いうちに“安定して続けられる仕事”に出会えるかどうか」で、
その後の人生はかなり変わるということです。

もちろん、最初から完璧な仕事に出会える人は多くありません。
大事なのは、
「やってみる → 違ったら考える」
このサイクルを怖がらずに回せるかどうかだと思っています。

建設業界は人材不足の影響もあり、
未経験でもチャンスが多い業界です。
これは、若い人にとってはかなり有利な状況です。

建設業界に向いている人の特徴

こんな人は、意外と建設業界に向いています。

  • 体を動かすのがそこまで苦じゃない
  • ものづくりが好き
  • コツコツ続けるのが得意
  • 目に見える成果がほしい
  • 将来も安定して働ける仕事がいい

「向いてるか分からない…」
そう思うのは普通です。
実際にやってみないと分からない部分も大きいです。

いきなり就職は不安…という人へ(1日体験という選択肢)

「建設業界、ちょっと気になるけど、いきなり就職は不安」
そんな人も多いはずです。

実は、1日体験ができる事業者もあります。
1日だけ現場を体験して、

  • どんな雰囲気か
  • 自分に合いそうか
  • きつさはどれくらいか

を実際に見てから考えることができます。

特に、未経験の人にとって
“試せる環境”があるのはかなり大きなメリットです。

転職を10回以上してきた僕が、
今いちばん大事だと思っているのは、
「長く安定して働ける仕事を見つけること」です。

最初から正解を選ぶ必要はありません。
でも、イメージだけで選択肢を減らしてしまうのは、
かなりもったいない。

建設業界は、
「自分には向いていないかも」と思われがちな業界ですが、
実際に触れてみると印象が変わることも多い世界です。

まとめ|イメージだけで選択肢を狭めないで

建設業界は、たしかに楽な仕事ばかりではありません。
でもその分、
続けるほど経験が積み重なり、長く働ける仕事でもあります。

「斜陽産業」「高齢化で厳しい」
そんなイメージだけで選択肢から外してしまうのは、正直もったいないです。

少しでも気になったなら、
まずは1日体験などで雰囲気を知るところから始めてみてください。
やってみてから考える、でも全然OKです。

未経験からでも一歩踏み出せる環境は、ちゃんと用意されています。

この記事を書いた人

現場ナビの中の人

・これまでに10回以上の転職を経験
・出版社、IT業界、製造業など、多くの業界を経験

「長く安定して働ける仕事を見つける」
そのためには、未知の世界に飛び込む勇気も必要だと考えます。